2013.08.16 Friday
WEBサービスのUIをGrowthHackerが改善するプラットフォーム「planBCD」を運営するKAIZEN platform Inc.に出資いたしました。
(本投稿は、プリンシパルの宮坂のエントリーです。)
WEBサービスのUIをGrowthhackerが改善するプラットフォーム「planBCD」(https://planb.cd)を運営するKAIZEN platform Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:須藤憲司)に出資させて頂きました!今回はシードラウンドとして、グリーベンチャーズ、サイバーエージェント・ベンチャーズとの共同投資で総額$800,000の出資となりました。
kaizen社の須藤社長はリクルート元最年少執行役員でアド部門をリード、CTOの石橋さんはメディアテクノロジーラボ出身のエンジニアです。現在続々とこの分野を熟知されたチームビルドが進んでおり、非常に期待しています。
このA/Bテストの分野では、以前からOptimizely/Test&Targetに代表されるツールが使われてきましたが、クライアント側に金額的・人的なリソースがかかり過ぎる点が課題でした(また、これがmid-smallマーケットへ普及が進まない要因になっていました)。
Optimizelyは、Test&Targetの廉価版として2010年に設立され、社員70名程度、Ycombinatorの出資を受けてからRon Conwayらから$1.2Mのエンジェルラウンドを行い、Battery Ventures/Google ventures/Benchmark/Bain Capitalなど総額$31.2Mを集めてクライアントは中堅から大手中心に社数ベースで5,000社以上への導入実績があります。国内でも広告代理店の方やWEBマーケティングの予算を大きめに運用されている会社の方であれば一度は耳にしたことがあると思います。Test&Targetもおなじみのツールです。
kaizen社では、UI改善を行うリソースをGrowthhackerとしてネットワーキングし、
・クライアント側は管理画面での設定と、JSタグを必要箇所に貼るだけでOK
・A/BテストのクリエイティブをkaizenがネットワーキングするGrowthhackerが対応
・Growthhackerから提案があったクリエイティブでA/BテストをCVRベースで最も効果が高いもので自動的に差し替える
という機能を、Optimizely/Test&Targetより圧倒的に安く実現するというものです。
すでに8月より一部国内大手企業向けに「planBCD」を提供を開始、複数の大手WEB企業
や代理店様が導入しており、出だし好調です。今後は北米市場への参入を模索していくのですが、日本とは少し異なるので色々工夫する必要がありますが、良いチームなので期待しています!
国内展開ではもちろんGMOインターネットグループ(※)、当社出資先の企業との事業上の連携も加速しつつ、動いていきたいと思います。
(※)GMOインターネットグループは、2013年3月末時点においてドメイン国内gTLDシェア90.1%、レンタルサーバー国内シェア68.6%、EC支援6.6万店舗、決済導入店舗数4.1万店舗をはじめとするWEBインフラ・EC事業(サーバー・決済・ドメイン・EC支援・セキュリティ等)で契約件数460万件の実績をもち、インターネットメディア事業・インターネット証券事業・ソーシャル・スマートフォン関連事業を展開する東証一部の総合インターネットグループです。
http://ir.gmo.jp/pdf/presen/20130507_01.pdf
WEBサービスのUIをGrowthhackerが改善するプラットフォーム「planBCD」(https://planb.cd)を運営するKAIZEN platform Inc.(本社:米国カリフォルニア州、CEO:須藤憲司)に出資させて頂きました!今回はシードラウンドとして、グリーベンチャーズ、サイバーエージェント・ベンチャーズとの共同投資で総額$800,000の出資となりました。
kaizen社の須藤社長はリクルート元最年少執行役員でアド部門をリード、CTOの石橋さんはメディアテクノロジーラボ出身のエンジニアです。現在続々とこの分野を熟知されたチームビルドが進んでおり、非常に期待しています。
このA/Bテストの分野では、以前からOptimizely/Test&Targetに代表されるツールが使われてきましたが、クライアント側に金額的・人的なリソースがかかり過ぎる点が課題でした(また、これがmid-smallマーケットへ普及が進まない要因になっていました)。
Optimizelyは、Test&Targetの廉価版として2010年に設立され、社員70名程度、Ycombinatorの出資を受けてからRon Conwayらから$1.2Mのエンジェルラウンドを行い、Battery Ventures/Google ventures/Benchmark/Bain Capitalなど総額$31.2Mを集めてクライアントは中堅から大手中心に社数ベースで5,000社以上への導入実績があります。国内でも広告代理店の方やWEBマーケティングの予算を大きめに運用されている会社の方であれば一度は耳にしたことがあると思います。Test&Targetもおなじみのツールです。
kaizen社では、UI改善を行うリソースをGrowthhackerとしてネットワーキングし、
・クライアント側は管理画面での設定と、JSタグを必要箇所に貼るだけでOK
・A/BテストのクリエイティブをkaizenがネットワーキングするGrowthhackerが対応
・Growthhackerから提案があったクリエイティブでA/BテストをCVRベースで最も効果が高いもので自動的に差し替える
という機能を、Optimizely/Test&Targetより圧倒的に安く実現するというものです。
すでに8月より一部国内大手企業向けに「planBCD」を提供を開始、複数の大手WEB企業
や代理店様が導入しており、出だし好調です。今後は北米市場への参入を模索していくのですが、日本とは少し異なるので色々工夫する必要がありますが、良いチームなので期待しています!
国内展開ではもちろんGMOインターネットグループ(※)、当社出資先の企業との事業上の連携も加速しつつ、動いていきたいと思います。
(※)GMOインターネットグループは、2013年3月末時点においてドメイン国内gTLDシェア90.1%、レンタルサーバー国内シェア68.6%、EC支援6.6万店舗、決済導入店舗数4.1万店舗をはじめとするWEBインフラ・EC事業(サーバー・決済・ドメイン・EC支援・セキュリティ等)で契約件数460万件の実績をもち、インターネットメディア事業・インターネット証券事業・ソーシャル・スマートフォン関連事業を展開する東証一部の総合インターネットグループです。
http://ir.gmo.jp/pdf/presen/20130507_01.pdf
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