新しく出て行くものが無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか

10年前の1214日、29歳で起業した。
討ち入りの日だった。

このままでは日本はどうなる。
米国で前職の
VCを辞し、日本に帰国しての起業だった。


振り返れば、無謀じゃなかったと言えば嘘になるかもしれない。
以来、激動の毎日に一喜一憂し、幾多の困難に七転八倒しながら、そして時には当たり前の厳しい現実に打ちのめそうになりながら、

それでも決して諦めずにやってこられたのは、
経験もない、向こう見ずの、想いだけの駆け出しの起業家を、
様々な形で温かく時には厳しく支援頂いた投資家、
コンセプトや製品・サービスへの想いに共感頂き採用下さったお客様、
資金もないのに開発や経営を支援頂いた方々、
人生を賭して参集してくれた創業期の仲間達が、いたからこそだった。
あらためて深く感謝したい。


後半の
5年は上場会社の経営と、新たなるベンチャー企業への投資と支援という新たな役割で過ごした。


景色は全く変化したが、変わらないのは、昨日の常識を今日の非常識とし、昨日の非常識を今日の常識とする。現状を、日本を何とかしたいという強い渇き。石に閉じ込められた女神を救い出したいというロダンの衝動。


「Think Different」
「新しく出て行くものが無謀をやらなくて一体何が変わるだろうか」

日本はこれから未曾有の変化を経験する。

次の10年もまた激動だろう。

世界もまた様々に変化するが、なすべきは単に利益を追及することにあらず。変わらない普遍なるものを追及していきたい。

- | 01:06 | comments(3) | trackbacks(0)

        
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