リスクなく注目ベンチャーのCTOになる方法

新会社にて、Perlエンジニアを募集!あなたの技術で世界を変えて下さい!

現在進行中のとあるインキュベーション案件にて、Webサービスのシステムの立ち上げ・会社の創業に参画し、ゆくゆくはCTOや役員として活躍したいと考えている、Perlエンジニアの方を募集しております。
広告・ウィジェットの大量配信システムの設計・開発・運用に携わった優秀な者がおり、アドバイザーとなる予定です。アドバイザーからのサポートを得ながらの、ゼロからのシステム構築が最初の業務となります。

ネットのある業界・分野を変えることになる、とても野心的なプロジェクトです。
リスクなくCTOになれるチャンスともいえます。

いったい、なぜPerlなのか、、その答も含めて、是非お問い合わせください!
mail to: muramatsu@gmo-vp.com

経営 | 14:13 | comments(0) | trackbacks(3)

        

そう、世界を変えることは可能だが、時間はかかる。

本質的に重要な経済構造の変化には、しばしば5年から10年のスパンを要する。

年末年始の日経新聞の一面を連日飾ったのは「ネット販売」つまりはECである。大手商社のネットスーパー開始。

みなさんはWebVANという会社名をご存じだろうか?

10年前、米国ではドットコムバブルの絶頂期に向かって、およそ思いつくあらゆるドットコムビジネスが百花繚乱であった。
その中でも、後にドットコム史上最大の倒産といわれることになるのがWebVAN、ネットスーパーだっだ。

私も当時シリコンバレーの爆心地にありドットコム陽気を謳歌していたし、このサービスを使ってもみたが、「アイディアはすばらしいが、莫大な投資資金に比べて経済規模が小さすぎた」。

それから10年、通信容量・速度・コスト、デバイス性能、ネットリテラシー、業界慣行、そして何よりもネットユーザー総数。
あらゆるものが一変した。
これらの「下部構造」が「上部構造」である個別のネットビジネスの規模や成否を規定する。
2009年になってようやく、大資本が本格的にこの構造変化に参加し始める時期になったと言える。


そもそもバズワードやその背景にある時代の雰囲気の賞味期限は1,2年である。
しかしそのワードが示すものがもたらす変化が確固たるものである場合、時間差は3年から5年、長くて10年はあるが、
テクノロジーが一部のギークだけのものではなくなり、ビジネスが一定の経済規模に達し、従来にはない高収益企業が現れ、旧来の大手企業の業績が急速に悪化し始め、人々の生活が変化し始める。

それは2008年初めから顕著になり始めた米国の新聞業界にも、現在の日本のテレビ業界にも、最近になって急速に高収益化し非常な人気IPOになったSNSベンチャーにも、当てはまる。

GREEのIPOが3年前であれば、CGMとかUGCの名称でもてはやされたはずだが、今回のIPOではこの言葉はほとんど聞かない。しかし明らかなるCGMでありUGCではないか。

バズワードはその短い天寿を全うするが、その意思は数年後に世界を変えるのである。


そして2009年、「RIA」という表現に注目している。

真に経済構造の変化にまで発展するのは3,5年後かもしれないが、大きな流れになることは間違いない。

そもそも、この10年で起きてきた変化は、そのほとんどがインターネットの上で「社外」で起きてきた。
いったい、どれほどのことが「社内」で変化したというのだろうか?

1994年社会人となり就職したがその翌年にWindows95の津波により一挙にオフィスに「PC」が入ってきた。(なんと、それまでは社内文書は手書き、メールもなかった、、)

その翌年にはNetscapeによりインターネットという窓が開き、「サーチ」行為により、あらゆる情報が瞬時である程度調べる事が出来るようになった。
すばらしいイノベーションだった。

しかしそれでは社内の業務プロセスにいかほどの変化が起こったか?エクセルやパワーポイントを使った仕事はよい。メールによるコミュニケーションが定着したものよい。ブログ等のツールにより情報発信のバーが下がったのもよい変化だ。

しかし業務プロセスは?

RIAはリッチなインターネット、という意味だけで語られる事がまだ多いように思えるが、その真の価値は社内の業務プロセスを視覚面から革新することでなければならないはずであり、そうであればついには、10年以上置き去りにされてきた社内業務プロセスのコンピューティングベースのイノベーションを次の段階に導いてくれるものになるだろう。

参考/RIAという言葉が意味するもの/CNET

参考/ブラウザの枠を超えろ! RIA技術最新事情 Flashと比べないで!――SilverlightがRIAの本命だ/ASCII.JP

Silverlightが力を発揮する場面として特に期待できそうなのが、企業内で使われる業務用Webアプリケーションだ。業務アプリケーションは1990年代以降、クライアント/サーバー型のデスクトップアプリケーションから、Webアプリケーションに置き換えられていったが、UIに関しては今ひとつ洗練されていないことが多い。IMEのオン/オフを細かく制御していなかったり、商品や部署コードを巨大なリストボックスから選ばせたりするなど、デスクトップアプリケーションであれば当然できていたUIの細かな心配りが足りないのだ。「企業内でSilverlightの採用が増えれば、こうした状況は一変する」というのが、Silverlightに込めたマイクロソフトの思いである。

- | 22:30 | comments(2) | trackbacks(1)

        

かつてないイノベーション

かつてない不況からは、かつてない革新が生まれる。かつてない革新からは、かつてない飛躍が生まれる。 松下幸之助翁

世に、100年に一度の不況という。
もちろん、前回経験したITバブル崩壊とは異なる。さらにその前のバブル崩壊とも異なる。
世界の覇権が欧州から米国にシフトしたあの100年前、そのくらいの規模のパラダイムシフトを伴う恐慌不況なのである。
となれば、松下翁の言葉に学ぶなら、100年に一度の革新・イノベーションが生まれるのはこの歴史的、産業史的な転換点である2008−2010年の時期であるはずである。

そしてこの社会イノベーションにインターネットが果たす役割は、限りなく大きい。
あらゆることが、インターネットで可能になっていくだろう。


本質的投資家(アービトラージ型の投資家ではなく、顧客価値を創造する事業会社や、長期的視点で企業価値を高められる投資家の意であるが)にとっては歴史的な投資チャンスとしか言いようがない。

それは単に、VC各社の業績が悪化したり、VCファンドが集まりづらい状況になっていることや、バブル資金を手にした上場ベンチャーが消失したことや、資本市場の低調ぶりと上場審査の厳格化、上場コストの上昇によりIPO件数が歴史的な低水準な状況となっていることで、VCや事業会社各社によるベンチャーへの投資が激減しているからだけではない。これらの状況は、業績悪化懸念もなく現時点で投資余裕資金があり、20年近くベンチャー投資や経営に携わり、景気循環や投資サイクルを理解している投資家にとっては、不毛な競争状態が消失し、需給バランスが変化することによる、絶好かつ千歳一隅の投資チャンスである。

要するによい条件で素晴らしい投資が出来る。

しかしその発想しかなければ、結局は大したことにはならないのではないか。
なによりも大切なのは、素晴らしい事業や、筋肉質な素晴らしい会社を経営しつつある起業家と出会え、事業の本質に関する議論を重ねられることなのである。
その結果としてよい投資・価値貢献につながる場合もあるし、そうでない場合もあるだろう。

今年もますます、いろいろ仕掛けていきたい。

経営 | 01:13 | comments(0) | trackbacks(0)

        
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