「資金が必要なわけではなかった。」ではなぜ、この10社はGMO VenturePartnersを株主に選んだのか?

一風変わったメインコピーをベースに、ついにオフィシャルサイトを公開した。

SEO・SEM大手のフルスピード等、これまで非公開だった投資先も含めて、
公開可能な主要投資先もご紹介している。

投資コンセプトも改めて明示した。

ブログビジネスファンドは、2005年頃から2006年にかけて「Web2.0」と総称されつつあった一連のイノベーションを「顧客創造のエンジン」に転換し、収益スケーラブルな事業構造と成長ポテンシャルを持つ会社を支援していく趣旨のファンドである。 2006年5月末をもって正式に募集が完了し、10数社への出資、事業拡張促進を行っている。

一般に、新しい産業の興隆やトレンドの発生が認知されると、その初期段階において期待値が一気に高まる。 しかし実態としての産業、トレンドはまだ揺籃期にあり、多くの企業やサービスは、キャズムの左側にある段階である。 この時期の期待値の高まりは、実態を超えたレベルにあるが故に、しばしば一過性のものである。
すぐに剥げ落ちる。1995年頃にも、2000年頃にも起きた。
バブル崩壊である。
このバブルは、産業の実態レベルではなく、過剰な期待値という蜃気楼を土台にしたものであることがポイントである。 つまり、実態としての産業の興隆は、「その後」進行する。
この事実を認識し、投資行動出来る企業が、これまで勝ってきたのである。

2007年3月現在、昨年までに「web2.0」と総称されたトレンドに対する、実態を越えた過剰な期待が一段落している状況である。

しかしながら、そもそも「Web2.0企業」「Web2.0的な分野」などは存在したこともないし、これからも存在しないであろう。
但し、「Web2.0的なイノベーションのトレンド」は、実態としての技術基盤の変化が確固たるものであるが故に、確実に進行している。 実態としてのイノベーション、新しい企業の登場はこれからなのである。


では、どのような企業をブログビジネスファンドは支援していくのか、と言うと、

a 6つの「イノベーションが発生する分野」、
b それぞれの分野において発生する、それぞれ6つの「イノベーション、変化の方向性」、

という切口で、先駆的な取り組みを行っている成長企業を支援したり、ともに創造していきたいと考えている。

マトリクス
a、bで、縦横の36マスのマトリクスになる訳である。


この部分を、今回、ビジュアル化した。


ゼロベース石橋さんのプロデュース。下記は石橋さんのブログより
GMOベンチャーパートナーズ株式会社のサイトリニューアルを実施しました。

じつは、当社ではコーポレートサイトの制作という仕事をお断りしています。基本的に「デザイナ主導・Webアプリケーション開発企業」と位置づけているので、インタラクティブなアプリケーション要素のないサイトの制作には、あまり興味がないという理由からです。
※企業価値向上などの意図を持った依頼、つまり「単なる制作ではない依頼」の場合は、クライアントを見て、お請けする場合もあります。

今回も特殊なケースでした。

GMO-VPとは投資業務、ベンチャー支援業務、ファンド自体のブランディングについてのサービスを提供させて頂いています。その一環としてサイトリニューアルをした次第。

サイト制作ありき、ではなく、いろいろなブランディングの施策があるなかで、サイトリニューアルという選択肢を選んだ、という次第。

Web2.0 | 06:31 | comments(0) | trackbacks(0)

        
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