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ソーシャルメディアはマーケティングを変えるか

前回エントリーSocial Media Optimizationは住さんにトラックバック頂き、深い考察を加えて頂いた。
SMOのマネタイズ

ここでは、ブログ時代のヒットの条件として、
1 商品・作品のクオリティの高さ
2 「他人に話したい」と思うネタの濃さ
が重要であると結論されており、やはり、ブログやSNSなど「ソーシャル何々」と呼ばれるサービスからヒットを生もうとする場合、最終的には「話題性」やネットワークにおける「適合度」を高めていくといったような、アイデアや企画の重要性が高まりそうです。


私はSEOについても同じ事を感じているが、本質的には行き着く先のサイト、コンテンツ、そもそも発信しようとしているメッセージに、ユーザーが納得したり面白がる要素が必要なのであり、それが購買なり、話題の伝播につながっていくのは、名著「バズ・マーケティング」でも指摘されているとおりである。
検索上位に表示されればサイトへの集客数は増えるかもしれないが、その先の売上なり申込みなり資料請求なり、サイトに課せられた期待効果へのコンバージョンが大切なのであり、サイトがだめなら集客は無駄になるばかりか逆効果の恐れすらあろう。
住さんが以前指摘されていた、サイトそのもののユーザー価値を高めるのがSEOの近道、という点も同様の趣旨かと考える。
今まで以上に企画力が問われてくる。


こうしたリスクを避けつつ、ソーシャルメディアとの関わりを最適化していくことのできる(またはできそうな)ノウハウをもっているのは、現時点では、広告代理店やSEO関連業者やWeb制作関連業者などではなく、「ビジネスブログ活用」のようなコンサルティングや実装、トレーニングを提供しているファームが最も近いのではないかと思われます。こうしたいかにもWeb 2.0的なプレイヤーから、村松さんの言う新たなイノベーターが生まれてくるのかもしれません。
また、ファンドマネージャーであるところの村松さんからすれば、こうしたサービスを提供することによって上場を目指せるようなモデルやプレイヤーの出現が期待されるのでしょうが、僕のような中小零細事業者の視点から見れば、中小零細企業からフリーランス、場合によってはサラリーマンに至るまで、おのおのが独自にソーシャルメディアを活用するノウハウを蓄積し、展開していくことこそが理想であったりもします。こうしたことから、僕自身の活動方針は、情報の整理や発信を中心に、少々不遜ないい方をすれば教育やトレーニングといった方向へと向かうのではないかと思います。いずれにしても、面白いことになってきました。



「「ビジネスブログ活用」のようなコンサルティングや実装、トレーニングを提供しているファーム」がSEO、SMOのノウハウと融合し新たなサービスラインを展開する、というシナリオも面白く期待してみたいが、ある革新的なサービスがあったとして、そのサービスだけで爆発的に成長し、年間数億円の利益を出し続け成長し、上場まで至るのは、とても面白い話だしVCは好きであるが、実際は稀である。

それよりもより大きな期待感を持っているのは、自らのマーケティングプロセスを「ソーシャルX」(X=メディア、ブックマーク、ネットワーキング、ニュース、その他諸々)時代のネイチャーに適合させ急成長する新たな会社である。
CATVがインフラになれば多チャンネル選択視聴形態をネイチャーにMTV、CNN、QVCが出てくるし、インターネットとカード決済がインフラになればAmazon.comが、ブロードバンドがインフラになればYoutubeが出てくる。

そしてマーケティングプロセスの点で注目しているのは、消費者の行動は「AIDMA」から「AISCEAS」(Attention(注意)、Interest(関心)、Search(検索)、Comparison(比較)、Examination(検討)、Action(購買)、Share(情報共有)へと変化している点である。
参考 AIDMAでは証明できない今の消費者購買行動

ソーシャルX時代、「AISCEAS」のプロセスに適合した会社にはかなりのポテンシャルがあると見ている。

ソーシャルXの代表格として一気に盛り上がりつつある「ソーシャルネットワーク」(ソーシャルネット論(SNSとSNの違いで考察)だが、メールがマーケティングのプロセスを大きく変えた以上の変革とチャンスがあるはずであり、イノベーターには大きなチャンスである。

Web2.0 | 01:32 | comments(0) | trackbacks(0)

        

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