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GMOVenturepartners7社目となるIPO、ロックオンが上場承認



あれからもう7年になる。
最初にお会いしたのは2007年で岩田社長はたしか、29歳だったように思う。
若いが相当商売センスの高い関西系社長、という印象だった。
当時の私は、GMO-PGが上場2年目、GMOVenturepartnersを立ち上げて2年目だった。
決済面での提携がスタートだった。
GMO-PG、クレジットカード決済モジュールをロックオン「EC-CUBE」に標準搭載

そして翌年の2008年のファイナンスに参加させて頂いた。
「バルカン化」するか?SEM管理ツール市場でロックオンが戦略増資
今となってはちょっと恥ずかしいくらい時代が変化しているが、この業界の「地層」を見るようで面白いエントリーかもしれない。

しかし、それからいろいろあった。

激動だった
なんといっても、激戦区の広告とECの市場である。外部環境の変化スピードはすさまじく、数年単位でプレーヤーは入れ替わる。
ファイナンスシーンもベンチャーシーンも下降傾向にあった。
数ヵ月後には、リーマンショックが来た。
IPO市場は凍り付き、世のVCもほとんどいなくってしまった。
ベンチャーに投資しても回収しようがないよね、IPOはもうないし、日本には買い手なんていないし。という論調が主流だった。
それがやっと回復してくると、今後は大震災が来た。

それから3年、さらなる激動は続いたが、ついにここまで来た。

ロックオンのビジネスモデルについて
典型的なB2Bのストック&トランザクション型である。
広告、ECの分野において、地味ではある。
消費者には認知されないB2Bだし、常に、より大きな派手な競合がいる。それがGoogleだったりする。
しかし、そこには何百万という事業者の、目に見えないニーズが確実に存在していた。
この会社はしぶとく、着実にストックを積み上げきた。
世界的なプラットフォーマーがすべてのニーズを満たせるかと言えば、まったくそんな事はない、という好例だ。
株式会社ロックオン、企業間商取引(BtoB)向けECサイト構築パッケージ「EC-CUBE B2B」を2014年9月にリリース。導入・構築支援を行うパートナーを募集。
例えばこれもよい例だが、地味で気づかれないが、実は巨大な需要があるのだ。

私たちの事業支援のカタチ
EC領域のビジネスは当社グループ機能を使った事業支援が可能であり、主に決済面においてお手伝いを継続してきた。
問題を発明する、視点。
今ではその部門もそれなりの規模になっているようで、感慨深い。

GMOVenturepartnersとしては、フルスピード、ネクスト、アクセルマーク、Qihoo360、ベクトル、フリークアウトに続く、7社目のIPOとなるが、
大阪の投資先としての初のIPOになる。
EC領域としても初のIPOだ。
初期の投資ではレートステージでの出資を意図的にしていたが、そのときに同時に進めていたシードやシリーズA的な投資が、徐々にIPOとして実を結んできた。Qihoo360、フリークアウト、ロックオンがそうである。

しかし何よりも嬉しいのは、しっかり問題発明しビジネス面で貢献出来てきた事だ。

派手な時代にあってこそ、これからもしっかりビジネス面の貢献に拘った投資支援活動を継続していきたい。

上場 | 16:15 | comments(0) | trackbacks(0)

        

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