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ファッションとインターネットの幸運な出会い

 (今回は投資担当・塩田幸子のエントリーになります。)

 

新しい表現方法の登場は、いつの時代も少なからず社会に影響を

及ぼしてきた。

古くは15世紀、グーテンベルグの活版印刷により、はじめて書物は特権階級だけのものではなくなり、後の宗教改革を引き起こした。

そして550年後、Six Apart社の「Movable Type(=活字)」というツールの登場により、人々はブログという方法で、ありとあらゆる事柄を−そう、「市民による政府の監視・告発」から「亀の飼育日誌」まで、個人の意見として世界中に表明し始めた。


マスメディアの情報を一方的に受け取るのではなく個人が力を持ち、あらゆる方法で発信していくこと。

この動きは加速こそすれ、止めることはできない。

それは水がまっすぐに低い所に流れるように、自然な欲求だ。

 

さて、20115月。

私たちはソーシャルショッピング&コーディネートサービスのiQONを運営する株式会社VASILYへの資本参加を決定した。

iQONはインターネット上のあらゆる商品データを用いて、ファッションコーディネートを作成することのできるサービスだ。


日本に約4000億円あると言われているファッション市場だが、インターネット化という意味ではまだday1、それも午前3時だ。

ほとんどのプレイヤーは眠っているに等しい。

 

今までこの分野は、メーカーとファッションジャーナリズムからの一方的な情報発信だった。

一部情報の出し方がインターネット上で行われたとしても、その構造は変わらない。

VASILYはそこにユーザー主導の楽しい変化を起こそうとしている。

 

『iQON』の上ではユーザーによって有益な情報が集められ、選ばれ、そして再構築される。

既に小学2年生から50代のご婦人まで、多くの女性ユーザーが自由な発想で作品を発表し、facebookやtwitterなどのソーシャルメディア経由で友人と共有し始めている。

それは旧来の発信者側だったプレイヤーにとっても、驚きに満ちた、有益な対話の場となるはずだ。

 

いつの時代に於いても、方法は何でもいい。

あらゆる手段で私達は自らの内面を表現し、共感を求めてやまない。

そして外見は内面のいちばん外側なのだ。

 

私たちは2009年からiQONの可能性を模索し、互いに議論し、そしてこの分野の発展を確信して今回の資本参加に至った。

個人が自由に考え、情報を発信する手段を持つこと。

それこそが世界をカラフルにし、人類を進化させる手段だと信じているからだ。

 

ある作家の言葉をかりるならば、こうだ。

 

『もしも高く固い壁と卵が対峙するならば、

私たちは常に卵をエンパワーメントする側に立つ。』

 

ファッションとインターネットの幸運な出会い。

それはまだ始まったばかりだ。






ソーシャルサービス | 13:16 | comments(1) | trackbacks(0)

        

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- | 2011/08/24 12:49 PM

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