ECCubeが公式決済サービスを開始

 ECCPlogo

ECサイトでは、買い物かごに入った顧客のうち、約3分の2が購入完了までいかず、途中で離脱しているといわれています。(週刊日流Eコマースより) 
2クリック決済の導入により、この「買い物かごの離脱率」を抑え、購入完了に導くことが可能です。 導入も公式モジュールを使い、簡単に行えます。


これは便利!

日本のEC化率はたった1.8%しかない。最低でも5%くらいまでは早急に引き上げなければならない。
オープンソースとして圧倒的な存在感を示しつつあるECCubeの公式決済サービスには大きな期待がかかる。

EC2.0 | 18:40 | comments(0) | trackbacks(0)

        

字幕in、株式会社化。GMOVenturePartners「無職25歳」に「1万円出資」の理由

字幕inの事業化のためのエンティティ(株式会社)設立のお手伝いを行った。
必要に応じてセルリアンのオフィススペースを使って頂くことにもなっている。
無論、今後必要があればさらなるお手伝いをする準備もある。
jimaku
無職から社長に――「字幕.in」が会社化ITメディアより

ご存知のとおり「字幕in」とは、2007/1/14にリリースされた、 YouTubeの動画にブラウザ上から字幕を挿入できるサービス。

そしてその開発者である「satoru.net」を主催する矢野哲(さとる)氏は、矢継ぎ早なるサービスリリースを「1人で」続け、個人で一日500万ページビューを稼ぐ事で話題になった。

「ネットは遊び場」――「字幕.in」を1人で作る25歳・無職

satoru

- 2007/5/26 ネトラン連載用作品、あなたの目を電脳ハックをリリースしました。
- 2007/4/24 Y!コンテスト用作品、完全自動検索エンジン『アンドロイド』をリリースしました。
- 2007/4/16 YPediaに音声機能、検索機能、ブログパーツ機能が実装されました。
- 2007/4/8 Y!コンテスト用作品、Ypediaをリリースしました。
- 2007/4/4 Y!コンテスト用作品、画像検索で神経衰弱をリリースしました。
- 2007/3/28 Y!コンテスト用作品、画像検索エンジン川の流れるようにをリリースしました。


そんな個人の事業化をお手伝いし、資本金50万円の超小型企業に1万円を設立出資した理由は何だろうか?


個人の創造力の強大化

最近顕著になってきたと感じるのが、Web2.0時代は個人の創造力の時代である、という点である。

矢野氏のトラフィック創造力は注目に値する。
サービス設計・プログラミングの目線が、「トラフィック志向」である。
トラフィックであるということはすなわち、ユーザー視点である。

ユーザー視点や顧客のニーズから離れ、機能や技術のみにフォーカスすると出来上がったものが、自分だけが面白いモノ、ということになりかねない。
たいていの場合、ユーザーも顧客も増えず、世に出ない。或いは、力でトラフィックを買う(リスティング広告を買う等)ことによりなんかする事もあるが、当然採算はキビシく、Googleが儲かるだけである。


トラフィック創造力、が全てである

矢野氏に限らず、最近webの中では、個人が元気である。
法人ではないので、「事業計画」もなければ、「必達目標」、もない。「下方修正の恐怖」もない。
「内部けん制」「稟議プロセス」とも無縁である。
理屈や収益期待ではない。
トラフィックを集めたい、この点に強い動機がある。
創りたいときに「発作的」につくる。思いついたらすぐ創り、数時間後に公開、という事も彼らにとっては普通である。
法人ベースでは、これは、「わりと」ありえないだろう。上場企業であれば、「ほぼ」ありえない。

そして多数の出来上がったものの中から、実際にユーザーに支持され、強いトラフィック創造力を持つモノが出現する。
中には広告収入、有料課金が可能だったり、法人需要があったりで、マネタイズ可能なものもある。
こうして出てきたモノは、ユーザー視点で面白く、マネタイズ可能である。
法人で企画会議を行い、予算承認を経て出てくるモノとは、一味違う面白さがあるのはそのためだろう。

そして今後ますます、この個人力へのシフト、というトレンドは加速していくと考える。来るべき「個人の時代」に備え、個人の活動を、従来の「未上場企業への株式投資」とは異なる仕組み、〜webサイトやサービスそのものを投資対象とする、トラフィックをベースに出資する、映画の製作委員会方式を活用する、など〜 でお手伝いする仕組みを、考案していく。

追記
あの「字幕.in」が会社になった--ネット上の字幕サービスをBtoBで提供CNETより

EC2.0 | 01:18 | comments(1) | trackbacks(4)

        

加速するEC2.0

チープ革命による分散化のトレンドは、EC分野でも加速してきている。

ブログ・ソフトMovable TypeベースのECサイト構築ソフト,シックス・アパートが出荷

シックス・アパートは,ブログ構築ソフトのMovable TypeをベースとするEC(電子商取引)店舗サイトを運営するためのパッケージ・ソフト「Movable Type EC Pack」を,2006年10月17日に出荷した。ブログ・ソフトをベースにしているためRSS配信やトラックバック機能を標準で備え,店長ブログも簡単に開設できるという。クレジット・カード決済にも対応している。
 クレジット・カード決済は,QUICK CART Proからクレジットカード決済のGMOペイメントゲートウェイが提供するクレジット・カード決済ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)サービス「CCS-Ware for Internet」を利用する。クレジット・カード決済機能を利用する場合は,別途,GMOペイメントゲートウェイに対して同サービスの利用料金がかかる。


シックスアパートのプレスリリースはこちら

この分散化のトレンドにのっとり「決済プラットフォーム戦略」を展開するのがGMOペイメントゲートウェイである。
web2.0時代において最も収益化可能な上場ベンチャーのうちの一社であると言える同社だが、IR資料にその戦略の概要がまとまっているのでご紹介する。

web2.0時代の決済プラットフォーム戦略 23〜27ページ(PDFです)

EC2.0 | 00:28 | comments(1) | trackbacks(1)

        
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